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リトアニア警察 同性愛者差別のメッセージを捜査
2007/07/09 22:59
(ヴィリュニス)先月初め、リトアニア警察当局は、同性愛者に対する暴力を呼びかけるヘイト・メッセージについて、捜査を開始した。先月4日、365Gay.comが伝えた。
リトアニア警察の広報担当者によると、捜査対象は、インターネット上や首都ヴィリニュス市内に貼られたポスター。
リトアニアでは、マイノリティの人びとに対する暴力を扇動するのは違法。最大で3年の禁固刑が科される。
現在捜査が進められているのは、リトアニア語のウェブサイト「ストップ・ザ・レインボー・カラーズ」。このウェブサイトは、同性愛者について、暴行を加えるか殺害するよう人びとに呼びかけている。
ヴィリニュス市内の至る所で見られる反同性愛的ポスターやリーフレットは、同性愛者に対して、性的指向を隠して生活するか、カムアウトした場合には、それにより生じる結果に向き合うよう警告する。
リトアニア検察庁のアウレリヤ・ユオディテ報道官によると、ウェブサイトがリトアニア国内で作成されたものかどうかや、ウェブサイトやポスターが、同一人物・グループによるものかどうかは不明。
5月、ヴィリニュス市は、欧州連合が反差別運動の一環として、スローガン「多様性指向、差別反対(For diversity, Against discrimination)」を車体にあしらったバスを加盟国の首都で走らせるキャンペーンへの参加をとり止めた。(関連記事)
ヴィリニュス市議会は、同性愛反対派がバスの到着に関するイベントを妨害する計画を立てているとの情報を得たとして、全会一致で、同市における“反差別バス”の導入拒否を確認。
欧州連合(EU)の反差別運動の目的は、EUの人権法に関する人びとの理解を深めること。EUが教育・啓発を目指す人権法の中には、EU加盟国内のLGBTコミュニティの権利保障も含まれている。
EUでは、運動の一環として反差別のスローガンを掲げたバスを走らせて、今年で4年目になるが、同運動を拒否したのは、ヴィリニュスが初めて。バスは、現在、加盟国19の都市で運行されている。
5月初め、ヴィリニュス市長は、LGBTの多様性のメッセージを掲げた路面電車の走行のとり止めを決めた関係者を支持する姿勢を示している。(翻訳・編集 山下梓) |