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バンコク ノボテル運営のクラブでトランスセクシュアル女性入店拒否 ホテルが謝罪
2007/07/17 16:15
(バンコク)先月、フランスに拠点を置くホテル・チェーン「ノボテル(Novotel)」が運営するクラブ「コンセプトCM2」で、トランスセクシュアル女性スティラット・シムシリワンさん(34)が入店を拒否され、バンコク市内のLGBT団体がボイコットを呼びかけていたが、5日、ノボテルが記者会見を開き、スティラットさんに正式に謝罪した。同日、ロイター通信などが伝えた。
先月22日、スティラットさんは「ホテルの方針でカトゥーイ(タイ語で、異性装者やトランスジェンダーの人を指す)はお断りしている」として、コンセプトCM2への入店を拒否された。スティラットさんはこの日、女性の服装をしていたが、身分証明書には男性と記されていた。
入店拒否に対し、スティラットさんやバンコクのLGBT権利団体バンコク・レインボーがボイコットを行っていた。
ノボテルは、世界58カ国に約400のホテルを展開している。
ノボテルのマイケル・トーマス総支配人は声明の中で、「あの夜起きたことは悔やむべきことだが、コンセプトCM2としての入店ポリシーを反映したものではなく、経営陣が支持しているものでもない」としたが、差別があったことは否定した。
仏教国タイでは、オフィスや学校、テレビで「カトゥーイ」を見かけることはよくあり、また、性別適合手術を受ける場所としても世界的に有名なことから、同性愛に対し非常に寛容な都市とのイメージを持つ人が多い。
しかしLGBT活動家らは、精神的には非常に保守的な土地で、LGBTに対して差別的な法律が多く存在すると指摘している。(翻訳・編集 山下梓) |