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英国のLGBT学生 41%がホモフォビアによるいじめ経験
2007/07/19 07:38
(ロンドン)LGBT権利団体ストーンウォール(拠点ロンドン)の調査で、英国人LGBT学生の41%がホモフォビア(同性愛嫌悪)によるいじめ、12%が性的虐待、17%が性的指向を理由とした殺害の脅迫をうけた経験があることが明らかになった。先月26日、365Gay.comが伝えた。
ストーンウォールは調査結果の公表にあたり、英国に住む約15万人のLGBT学生がクラスメイトによるいじめの対象となり、教師や学校現場関係者が、事態を無視していると指摘。
ストーンウォールのベン・サマースキルさんは、「この調査結果に、教育現場に関わるすべての人が目を覚まさなければならない。(ホモフォビアによるいじめは)多くの学校が対策をとっていないいじめのうちのひとつ。LGBTの生徒だけでなく、LGBTだと周囲に思われている生徒にとっても、命を脅かすもの」と話している。
調査によると、いじめられた経験のある学生の約70%が、いじめによる学校生活への影響があったと答えている。
教育省は、今回の調査結果についてショッキングだとしながらも、同省が学校へのいじめに関する報告を義務付けたり、いじめ対策の際の裁量を現場の教師に与えるなどして、すでに対策をとっていると述べた。
調査によると、いじめられた学生のうち、いじめの届け出を行うのは約25%にとどまった。届け出ない学生は、届け出ても「対処してもらえるとは思わない」ことを理由に挙げている。
今年3月に公表されたアメリカでの調査結果によると、調査対象となったレズビアンとゲイの若者の約半数が、いじめにあった経験があった。
カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学のエリザベス・セーウィック研究員が実施した調査によると、10代のLGBTは、同年代の異性愛者に比べていじめにあいやすく、暴力や健康面での問題に直面している。(関連記事)
ゲイ・レズビアン・ストレート教育ネットワーク(拠点ニューヨーク)によると、LGBT学生は異性愛者の学生に比べて5倍、不登校になりやすい。(翻訳・編集 山下梓) |