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イラン人レズビアン女性に強制送還の可能性 支援者が署名など呼びかけ
2007/08/26 22:12
(英国)イギリスに亡命したイラン人レズビアン女性がここ数日で強制送還される可能性が高まっている問題で、イタリア政府は24日(現地時間)イギリス政府に対し、この女性の強制送還を行わないよう求めた。強制送還されれば、女性は死刑に処される可能性がある。24日、イギリスのガーディアン紙(電子版)などが伝えた。
強制送還の危機に直面しているのは、イラン人でレズビアンのPegah Emambakhshさん(40)。24日、イタリア政府はイギリス政府に対し、Emambakhshさんの強制送還を行わないよう求めるとともに、イギリス政府が強制送還を決定した場合、イタリア政府がEmambakhshさんを難民として受け入れる考えがあることを明らかにした。
Emambakhshさんは当初、16日の便でロンドンからテヘランへ強制送還される予定だったが、延期された。
イタリアのLGBT権利団体は、20日、在ローマ英国大使館前で座り込みの抗議活動を行い、Emambakhshさんの強制送還を行わないよう訴えた。
Emambakhshさんは2005年、イランからイギリスに亡命。Emambakhshさんの父親はEmambakhshさんがイランを離れた後、Emambakhshさんの居場所などについてイラン当局の取調べを受け、拷問された。
人権活動家によると、イスラム教に基づくイラン刑法の下では、女性同性愛関係にある(あった)者に対して100回の鞭打ち刑が科される。Emambakhshさんの場合、インターネット上でイラン当局に反発するコメントを表したため、投石による死刑や絞首刑の可能性がある。
イランでは、1979年のイラン・イスラム革命によりイスラム教シーア派の法学者を中心とする体制が導入されて以来、4,000人以上の同性愛者が処刑されたものとみられている。
2006年、ドイツの裁判所は、イラン人レズビアン女性について、性的指向を理由に死刑にされる危険性があるため、強制送還を認めない判断を下している。
Emambakhshさんには現在、イギリスのLGBT権利団体「アウトレイジ!」が法的支援を提供。強制送還中止を求め、イギリス内務相宛てのインターネット署名運動も行われている。署名のページ(英語)はこちら。(翻訳・編集 山下梓)
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