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チリ裁判所 「ソドミー」で男性に有罪判決
2007/09/21 01:15
(チリ/サンティアゴ)チリの裁判所は先月10日、17歳の少年と性的行為におよんだとして、作業員の男性(47)に有罪判決を下し、禁固41日を命じた。17日、サンティアゴの英字新聞サンティアゴ・タイムズ紙が伝えた。
少年と男性は、チリ北部の街アントファガスタで、貨物トラックの中で性的行為を行っていたところを警察に発見された。少年は18歳の誕生日を12日後に控え、合意の上での行為だったと証言したが、検察側は、男性がこの少年の「性道徳を汚した」として起訴。裁判所は、男性が初犯であったことを理由に、検察が求めた禁固541日より少ない禁固41日を言い渡した。
判決が言い渡された第2裁判区では、2001年の刑事手続法改正以後、初の「ソドミー」での有罪判決となった。
今回の判決について、チリのLGBT権利団体「ムーブメント・フォー・ホモセクシュアル・インテグレーション・アンド・フリーダム」(MOVILH)は、「私たち、チリの性的マイノリティが直面する、最も深刻で凶悪な法的不平等を反映したもの」と話し、「チリ刑法典は、同性愛者に対し差別的」と批判した。
MOVILHによると、チリでは、性的同意年齢が、異性愛者で14歳、同性愛者で18歳と、「恣意的で不公平かつ偽善的」。「ソドミー」の罪を規定する刑法典365条は、ゲイ男性を対象として「あまりに容易に」適用される可能性があるという。
先月第4週、MOVILHは国連の「子どもの権利委員会」に対し、「性的指向のみを理由に若者や(同性)カップルが犯罪者として扱われている事実に抗議する」との書簡を送っている。(翻訳・編集 山下梓) |