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シュワルツェネッガー知事 同性婚法案に拒否権発動 LGBT関連7法案には署名
2007/10/26 00:03
(カリフォルニア)今月第2週、カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が、同州上下両院が可決した同性婚法案に拒否権を発動した。シュワルツェネッガー州知事による同法案への拒否権発動は、2005年に続き2度目。18日、Gay & Lesbian Timesなどが伝えた。
法案は、サンフランシスコ市選出のマーク・リノ議員(民主党)らが提出。州知事が署名し法案が成立すれば、カリフォルニアは、裁判所の判断をうけずに議会が同性婚法を成立させた合衆国唯一の州となるはずだった。(関連記事)
シュワルツェネッガー知事は同性婚法案には反対したものの、2006年以前に資産税を払わなければならなかったドメスティック・パートナーに対する税控除を規定した「上院法案559」(クリスティーン・キホー上院議員(民主党、サンディエゴ選出)提出)をはじめとするLGBT関連7法案には署名。
キホー議員は法案について、「一緒に家を建てたりするドメスティック・パートナーたちが、資産税の支払いにより経済的に圧迫されるのはおかしい。同性パートナーシップ関係にある人たちが、パートナーが亡くなったり関係が終わったというだけの理由で税金を納めなければならないのもおかしい」と話し、「不公平な扱いを受けている人たちがいるということは、私たちの公民権がいかに不公平に扱われているかを示す例」と加えた。
キホー議員は、LGBTの軍隊員が自己の性的指向を明らかにした上で職務にあたることを禁止した「聞くな言うな(Don’t Ask, Don’t Tell)」ポリシーについて、連邦政府に対して再検討を求める決議も提出し、議会がこれを採択。
キホー議員は「サンディエゴは現役・退役LGBT軍人をたくさん抱える街。「聞くな言うな」ポリシーは、彼らに対してあまりにひどい」と語り、「彼らが(性的指向を)オープンにして職務に就ける環境がベスト」と話した。
州議会はこの他、連邦法であるヘイト・クライム法について、性的指向や性自認、障害に基づくヘイト・クライム(憎悪犯罪)も取り締まりの対象とするよう、連邦下院と大統領に求める決議も採択した。
シュワルツェネッガー知事が上院法案559の他に署名したLGBT関連6法案は以下のとおり。(翻訳・編集 山下梓)
下院法案14・・・・・・州の差別禁止法に、「性的指向に基づく差別」を追加
下院法案102・・・・・・婚姻やドメスティック・パートナーシップの登録にあたり、氏を変更することを容易化
下院法案394・・・・・・すべてのLGBTの若者を、学校でのいじめやいやがらせから保護
上院法案777・・・・・・若者を保護する責任を教師及び学校事務職員に十分に理解させることにより、公の場におけるいじめやいやがらせから学生を保護
上院法案105・・・・・・個人所得税や法人税の処理にあたり、ドメスティック・パートナーシップ登録を行ったカップルについて、「配偶者」として扱う
上院法案518・・・・・・少年更生施設に収容されているLGBTの若者を暴力から保護 |