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ミシガン州裁判所、同性パートナーへの法的保障を認めない判決
2007/02/17 19:57
(アメリカ/ミシガン州)AP通信が伝えたところによると、ミシガン州裁判所は、公立・州立大学、地方政府に対し、同性愛者である職員のパートナーへの健康保険支給を認めないとする判決を下した。同性愛権利活動家らからは、今回の州裁判決が、既に同性婚を禁止している17州において、同性カップルへのパートナー保障を禁止するべきとの解釈をもたらす可能性を懸念する声が上がっている。
ワシントン州を拠点に活動する人権団体ヒューマン・ライツ・キャンペーンのキャリー・エヴァンズ氏は、「(今回判決の下された分野について)大規模な訴訟が提起されるのは時間の問題」と話している。
ミシガン州以外では、アラスカ州が、公的機関で働く同性パートナーの保障について判決が下っている唯一の州。アラスカ州裁判所は、同性パートナーの法的権利を認めないことは違憲との判決を示している。アメリカでは、20州以上で、同性婚禁止を定めた法律が同性パートナーの法的保障にどのように適用されるか、裁判所の判断が示されていない。
4人の子どもを養子として迎え、子育てのためにパートタイムの仕事をこなすイースタン・ミシガン大学のトム・パトリック教授は、今回の判決により、自身のパートナーが医療保障を受けられなくなるのではと不安に思っている。トム・パトリック教授のパートナー、デニス・パトリックさんは、「もしトムがフルタイムの仕事をしなければならないとなると、私たちの家庭に大きな打撃がある。パートナーとしてではない形で健康保険を払わなければならないとなると、私たちの家庭に大きな打撃がある」と話し、判決について「私にとっては、私たち家族や他の家族にどのような影響があるかに関して理解が不足しているか、単に意地悪で残酷なだけ」と加えた。
デニス・パトリックさんは、ミシガン州を相手取った今回の訴訟の21人の原告の1人。原告らは、州最高裁への上訴を予定している。(翻訳・編集−ヨシ、山下梓) |