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同性カップルら アイルランドのパートナーシップ法案を批判
2007/11/26 22:28
(ブリュッセル)同性婚を求めるアイルランドの同性カップルらが、「同性カップルも結婚の権利を認められるべきだ」として野党労働党提出のシビル・パートナーシップ法案を改めて批判した。6日、The Irish Times(電子版)が伝えた。
「政府が同性カップルに結婚を認めないことは、アイルランドの同性愛者に対する差別を限りなく助長するもの」と話すのは、4年前にカナダで結婚したKatherine ZapponeさんとAnn Gilliganさんのカップル。ZapponeさんとGilliganさんは、海外で行った同性婚の効力を認めるよう、政府を相手取って裁判を起こしている。ZapponeさんとGilliganさんは、「同性カップルに平等なパートナーシップを認めるなら、同性婚しかない」という。
Gilliganさんは、「政府は、パートナーシップの権利において、すべての市民に平等であるよう(法律や制度を)整備したいと話しておきながら、不誠実。法案のシビル・パートナーシップは平等ではなく、あれを平等であるというなら間違っている」と批判する。
アイルランド政府は、同性婚を認めることは憲法違反にあたるとの見解を示している。これについてZapponeさんとGilliganさんは同性婚容認を求め、最高裁の判断をあおいでいる。審理日程などは未定。
Gilliganさんは「今こそアイルランドは、(同性婚法により同性カップルに)平等を認めているスペイン、ベルギー、オランダの仲間入りすべき」と訴える。
6日、ブリュッセルでは、同性婚の容認を求めるヨーロッパ各国の法曹や研究者、欧州委員会の委員らが参加する会議が開かれ、ZapponeさんとGilliganさんも参加した。
アイルランド政府はこれまで、同性パートナーシップの法整備に積極的な姿勢を見せてきたものの、先月30日、野党労働党が提出したシビル・パートナーシップ法案を否決。来年3月までに政府作成の法案を提出する見通しを明らかにしている。(関連記事)(翻訳・編集 山下梓) |