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カナダ LGBT権利運動40周年 「取り組みは終わっていない」
2007/11/29 07:00
今月、カナダのLGBT権利運動は、スタートから40周年を迎えた。9日、Pinknews.co.ukが伝えた。
1967年11月7日、カナダ最高裁は、同性と合意の上で性的関係を持った罪で無期懲役を言い渡されたジョージ・エヴェレット・クリッパートさんの再審請求を棄却した。
翌8日、新民主党の初代党首トミー・ダグラス議員(当時)は、同性愛を違法とする法律の廃止を下院で訴えた。
以来、カナダの新民主党はLGBTの権利保障を支持し続けている。同党議員らは、性的指向に基づく差別の禁止や同性婚法制定を働きかけ、現在では、世界各地のLGBTの権利保障と性自認に基づく差別の根絶を目指して活動を続ける。
平等と人権のためのこれまでの活動を再確認しようと、今月第1週、同党はマニトバ州ウィニベグで行われた党大会で、LGBTの権利にかんする包括的政策を全会一致で採択した。
同党でLGBT問題を担当するビル・シクセイ議員は、「採択された政策は、どの党のLGBT政策と比べても、もっとも明快かつ包括的なもの」と話す。
政策は、▽直面する憎悪や不平等から自殺を図ったり、野宿生活を強いられる若いLGBTの保護を盛り込んでいる他、▽同性愛者難民に対する差別への反対▽トランスジェンダー市民に対する法的保護と平等▽各国のLGBT市民の人権保障のため、カナダ政府が責任を果たすことを求める内容となっている。
シクセイ議員は、カナダは「同性愛者の平等や社会参画において世界をリードしてきたものの、課題は残っている」といい、「カナダに住むトランスジェンダー市民は、真の人権保障を必要としている。カナダだけでなく、世界中で偏見や差別に苦しむLGBTの人たちには、暴力や死の危険に直面している人もいる。私たちの取り組みは、まだ終わっていない」と語った。(翻訳・編集 山下梓) |