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イタリア ヘイトクライム法案が委員会通過
2007/11/29 07:07
イタリア議会下院の司法委員会が、同性愛者などに対するヘイトクライム(憎悪犯罪)を違法とする法案を可決した。15日、Pinknews.co.ukが伝えた。
法案は、性的指向に基づく暴力の他、女性、子ども、高齢者などに対する暴力も違法とするもの。
14日、機会均等省のバルバラ・ポラストリーニ大臣は、「毎年、病気や事故で亡くなる人より、暴力を受けて亡くなる女性の方が多い」と話した。
Pinknews.co.ukによると、ホモフォビア(同性愛嫌悪)によるヘイトクライムにかんする規定について詳細な情報はないものの、イタリアの通信社「Adnkronos International」は「最高4年の懲役が科される見通し」と伝えている。
法案は、1993年に制定された人種差別禁止法の規定を拡大したもの。
今年2月、イタリア政府は、同性カップルを法的に承認する法案に初めて賛成を表明した。しかし、キリスト教保守派議員からは「結婚に対する攻撃だ」、LGBT権利団体からは「選挙で連立与党が公約した内容よりトーンダウンしている」との批判が上がった。(関連記事)
Pinknews.co.ukは、「イタリアの連立与党は数ヶ月にわたって法案をめぐり混乱しており、問題をめぐって政権が崩壊するとのうわさが出ている」とし、「議会が法案を可決するかどうかは不透明」と伝えている。(翻訳・編集 山下梓) |