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シンポジウム「同性カップルの生活と制度」開催=15日、東京で
2007/12/09 12:25
(東京)今月15日、シンポジウム「同性カップルの生活と制度−聞き取り調査から考える現在と未来−」が東京で開かれる。
シンポジウムは、「レインボートーク2006生活実態調査プロジェクト」とお茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」プロジェクトCの共催。同性カップルをめぐる現状を紹介する他、同性カップルが直面する問題を解決するための足がかりを考える機会として設けられ、2006年から2007年にかけて、同性パートナー関係にあるLGBTなどを対象に行った聞き取り調査についての中間報告が行われる。
聞き取り調査プロジェクトの代表で、シンポジウム報告者のひとりである早稲田大学比較法研究所の谷口洋幸さんは、調査の目的について、「ひとつは、同性カップルを含む、従来の婚姻制度の枠外で暮らす人びとの生活実態を把握すること、もうひとつは、そういった人びとの法的保障への意識や具体的ニーズを探るため」と説明する。
聞き取り調査は現在も継続中。すべてボランティアによって行われているため、「なかなか調査が思うように進まなかった」が、谷口さんは、今後、居住地・年齢・収入などさまざまな要素について、より「多様性を考慮しながら」調査を進めたいという。
谷口さんは、「この(シンポジウムの)テーマに興味を持っている研究者はもちろんのこと、同性カップルをはじめ、従来の婚姻制度の枠外で生活している人や、その他さまざまな人に幅広く参加してほしい」と参加を呼びかける。
「学術的な報告にばかり偏らないよう、多様な立場の人に参加・発言をいただいて、同性カップルの生活と制度、現状の問題点と未来像を一緒に考えたい」(谷口さん)
シンポジウム「同性カップルの生活と制度−聞き取り調査から考える現在と未来−」は今月15日、お茶の水女子大学理学部3号館7階701号室で13時から(参加費無料・事前申申込不要)。問い合わせは「ジェンダー研究のフロンティア」プロジェクトC研究協力者の柳原良江さん(gender@jcom.home.ne.jp)、聞き取り調査にかんする問い合わせは谷口洋幸さん(rt2006-chosa@hotmail.co.jp)まで。(編集 山下梓)
※シンポジウム詳細は以下をご覧ください。
■「同性カップルの生活と制度−聞き取り調査から考える現在と未来−」■
日時:2007年12月15日(土)13:00〜17:00(会場12:30)
場所:お茶の水女子大学理学部3号館7階701号室(東京都文京区大塚2-1-1)
※当日、南門は閉門していますので、東門(正門)からお入りください
※詳細は「お茶の水大学21世紀COEプログラム『ジェンダー研究のフロンティア』」ホームページ(http://www.igs.ocha.ac.jp/f-gens/)でもご確認いただけます
プログラム:
開会挨拶・・・舘かおる(お茶の水大学教授)
<第一部:制度>
調査の概要と望まれる法的保障/婚姻−家族制度に対する抵抗感/トランスジェンダー・クェスチョナー等の状況
◇報告者
谷口洋幸(早稲田大学)、石田仁(明治学院大学)、杉浦郁子(中央大学)
◇コメンテーター
角田由紀子(弁護士・明治大学法科大学院教授)
<第二部:生活>
家事分担のなされかた/親密性のありかた/妊娠・子育て
◇報告者
釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所)、志田哲之(神奈川大学)、柳原良江(お茶の水大学、東京大学)
◇コメンテーター
善積京子(追手門学院大学社会学部教授)
<第三部:未来>
ディスカッション
◇話題提供
小倉康嗣(立教大学社会学部講師) |