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ニュージーランド初のトランスセクシュアル国会議員が辞職
2007/02/22 21:45
(ニュージーランド/ウェリントン)365Gay.comが15日伝えたところによると、ニュージーランドで初めてトランスセクシュアルとして国会議員に選出されたジョルジナ・ベイヤー氏が、今月14日、辞職した。ベイヤー氏自身は、辞職の理由を明らかにしていないが、年末に行われるウェリントン市長選に出馬するのではとの憶測が広がっている。
「議員である機会をもはや持たないことを嬉しく思う」−ベイヤー氏は、国会での最後の演説でこのように話し、他の議員からの笑いと拍手を受けた。
ベイヤー氏はマオリ族の血を引き、幅広い経歴を持つ。性別適合手術を受ける前、ベイヤー氏は男性ストリッパー兼エスコートとしてオーストラリアで働いた。手術後、ニュージーランドへ移り住み、レストランでウェイトレスとして働き、その後、LGBT権利活動家に転進した。
1992年にワイララパ町議選に出馬し、後に市長を務めた。1999年、労働党から国会議員選に出馬し、当選。2002年の選挙では先回より得票数を2倍に伸ばし、余裕の再選を果たした。
今回の辞職の背景には、ウェリントン市長選への出馬があるのではとの憶測について、ベイヤー議員はコメントしていない。以前のインタビューの中で、同氏は、映画・テレビ・演劇などの分野への興味を示している。
昨年、ベイヤー氏は、性別適合手術を受けた人の保護を規定した法案を国会に提出。ニュージーランド人権法(以下、人権法)では、トランスセクシュアルの人びとに関する規定は特にもうけられていない。その後、法務相が、人権法はトランスセクシュアルの人びとも範疇にしたものであるとの見解を示したため、ベイヤー氏は法案を取り下げた。
ベイヤー氏は、ニュージーランドのシビル・ユニオン法制定にも大きな役割を果たした人物として知られている。(翻訳・編集−ヨシ、山下梓) |