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マドンナ、デイヴィッド君を連れマラウィへ再渡航
2007/04/19 15:38
(マラウィ/リロングウェ)AP通信が16日伝えたところによると、マドンナは、貧困の深刻なアフリカ南部の国、マラウィ共和国へ、慈善活動を続けるために飛び立った。現在、養子縁組の手続を進めているマラウィ人の男の子も一緒。
マドンナ(48)は、昨秋、母親を亡くしてから孤児院での生活を続けていたマラウィ人のデイヴィッド・バンダ君(1)を養子にむかえるため、マラウィを訪れた。しかし、自身の社会的地位などを利用して、養子縁組を進めるために法令を無視したのではないかとの見方があり、議論を呼んだ。
これに対し、昨年10月12日、マラウィの裁判所は、マドンナと、夫で映画監督のガイ・リッチーさんに、デイヴィッド君の親権を認める仮判決を下した。マラウィの法律では、養子縁組を希望する人は、18〜24ヶ月の適格審査期間を経なければならないが、マドンナとリッチーさんは、仮判決の下された直後に、デイヴィッド君を、ロンドンへ連れて帰ることを認められた。
マラウィの児童福祉担当職員らは、マドンナとリッチーさんが、養親として適格かどうか、報告書を提出することになっている。
以前のマドンナのマラウィ訪問にあたっては、到着する空港の芝生や生け垣が手入れされ、マドンナが建設に関わった孤児院やデイケアセンターは塗装され、滞在先のロッジのセキュリティーが強化された。
ニューヨークを拠点に活動する、マドンナの広報担当リズ・ローゼンバーグさんは、マドンナの今回のマラウィ訪問について、慈善事業の継続が目的であると説明し、デイヴィッド君に加えて新たな養子をむかえるのではとの憶測を否定した。
マラウィの首都リロングウェから約50km離れた貧困の深刻なMphandula村には、マドンナが建設に関わっている施設があり、完成すれば、AIDSで両親を失った400人の子どもが、そこで生活する予定。
デイヴィッド君の実父、ヨハネ・バンダさんは、デイヴィッド君の実母が出産後に亡くなった後、デイヴィッド君を孤児院「Home of Hope」に預けた。デイヴィッド君の両親は、2人の男の子をマラリアで亡くしている。
デイヴィッド君の親権をめぐっては、一時、実父のバンダさんとマドンナ側の間に混乱があったが、現在、バンダさんは、貧しいために子どもを育てることができないとして、デイヴィッド君がマドンナ夫妻と一緒にいることに同意していると語っている。
マドンナが関わる慈善組織は、最大4,000人の子どもに対し、食料、教育、住居を提供することを目的としている。
マラウィは、頻繁に起こる干ばつや凶作により、病気や飢餓の蔓延する、世界でも最も貧困の深刻な国のひとつ。1千2百万人の人口のうち、14%以上の人たちがHIVに感染している。(翻訳・編集 山下梓) |