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カメルーン政府、エイズ治療薬を無償提供へ
2007/04/27 22:11
(カメルーン/ヤウンデ)カメルーン政府は、来月から、同国に住むAIDS/HIV患者に対し、治療薬を無償提供することを決めたと19日、同国公衆衛生大臣が発表した。19日、AP通信が伝えた。
アーベイン・オランゲーナ・アウォノ公衆衛生大臣は、報道陣に対し、「カメルーン共和国政府は、本日、HIV/AIDSと共に生きるすべての人びとに、抗レトロウイルス薬を無償提供することを決定した」と明らかにした。
アウォノ大臣によると、抗レトロウイルス薬の無償提供は、発展途上国におけるエイズ・結核・マラリアなどの感染症対策に資金を提供する「世界基金」や、エイズ撲滅運動に関わる「クリントン基金」などの団体による協力で実現するという。同大臣は、協力団体がいくら提供したかについては明らかにしなかった。また、無償提供の期間についても語っていない。
カメルーン政府は、今年、4万7000人を対象に抗レトロウイルス薬を配布予定で、1億1900万ドル(およそ1400万円相当、20日現在)のコストを見込んでいる。カメルーンの人口に占めるHIV/AIDS患者数の割合は、5.5%。これまでに、女性、子ども、結核患者、被拘禁者、その他のウィルスに感染しやすいと考えられる人びとに対し、HIV/AIDSの無料検査を実施している。
カメルーンにおけるエイズ治療薬は、一ヶ月あたりおよそ14ドル(およそ1700円相当、20日現在)。
人口1600万のカメルーンは、エイズ治療薬の無償提供を最近になって始めた国。世界保健機関(WHO)によると、ブラジル、セネガル、エチオピア、タンザニア、ジンバブエなどで、エイズ治療薬の無償提供が行われている。また、最近、ナイジェリアとコンゴが、同薬の無償提供計画を発表した。(翻訳・編集 山下梓) |