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豪ヴィクトリア州、ドメスティック・パートナー登録制度を今年末までに導入
2007/05/05 06:07
(オーストラリア/メルボルン)先月24日、オーストラリア南東部に位置するヴィクトリア州(州都メルボルン)のスティーヴ・ブラックス州知事が、今年末までにドメスティック・パートナー登録制度を同州内で採用する考えを明らかにした。同日、365Gay.comなどが伝えた。
ブラックス州知事(労働党)によると、導入予定のパートナー登録制度の下で、同性カップルは共同生活を営むカップルとして登録することができる。登録により、カップルは、パートナーシップ関係を認めた証明書の発行をうける。
ヴィクトリア州に住む同性カップルは、緊急時に、パートナーの医療に関する決定を行うことが認められる他、既婚異性カップルと同様に、州の医療保険や、パートナーの死亡に際して、年金を受け取る権利が与えられる。また、遺言や、財産分与に関する権利も認められることになる。
ブラックス州知事は、「州の登録制度(導入)は、適切な解決方法」と話した上で、シビル・ユニオン法や同性婚法を制定する考えはないことを明らかにした。
州知事の発表に対し、野党自由党は、概ね賛成の立場を表明しているものの、LGBT権利団体は、登録制度では不十分と話し、ブラックス州知事に、連邦政府が定めた同性婚禁止を撤回するよう働きかけてほしいと訴えた。
2004年、オーストラリア政府は、婚姻を、ひとりの男性とひとりの女性からなるものと定義した法律を制定。ジョン・ハワード首相は、連邦レベルでのシビル・ユニオン法などの制定には反対の考えを示している。(関連記事)
ヴィクトリア州では、シビル・ユニオン法案も検討されたが、議員間で十分な支持を得られなかった。
これまでに、オーストラリア首都特別区(ACT)が、2度にわたりシビル・ユニオン法の制定を試みたが、いずれも連邦政府の介入により失敗に終わっている。(関連記事)(翻訳・編集 山下梓)
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