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イギリス人同性愛権利活動家、国政を目指す
2007/05/10 23:43
(ロンドン)イギリス人で、世界的に同性愛権利活動家として知られるピーター・タチェル氏が、緑の党党員としては初めて、ゲイとして国政を目指している。先月26日、365Gay.comなどが伝えた。
タチェル氏は、現在、アンドリュー・スミス議員(労働党)の本拠地であるオックスフォード・イースト選挙区から立候補予定で、既に所属政党の指名も得ている。
スミス議員は、前回の選挙で辛勝し、次回の選挙での勝利を危ぶまれている。
オックスフォード地区は、緑の党立候補者の当選確率が最も高い場所のひとつと見られており、同地区の地方議会には、12人の緑の党所属議員がいる。
タチェル氏が選挙に出るのは、今回が初めてではない。20年前、ロンドン市で労働党から立候補し、落選している。
党指名獲得後のインタビューで、タチェル氏は「議会には、LGBTの人びとの人権を促進するためのゲイの声と、環境破壊を止めるための緑の党の声が必要です」と話した。
タチェル氏の立候補について、選挙区での意見は様々。イギリスのLGBT権利団体「アウトレイジ(Outrage)」の指導者を務めるタチェル氏対し、LGBT権利活動への批判的な意見はないが、選挙区の有権者は、タチェル氏がなぜ、自身となじみのないオックスフォード・イースト選挙区から出馬するのか、また、同氏がオーストラリア生まれであることを気にしている。
これに対し、タチェル氏は、当選した際には、オックスフォード地区へ引っ越したいと話している。
タチェル氏は、トニー・ブレア首相率いる労働党が、2005年、同性婚ではなくシビル・パートナーシップ制度を導入したことについて、非常に批判的。タチェル氏は「緑の党は、同性婚禁止を廃止することに、唯一真剣に取り組んでいる政党。他のすべての政党は、同性間の婚姻の禁止を支持しています」と話す。
タチェル氏は、最近、英米主導のイラク政府が、イラク人同性愛者を保護していないことや、同性愛者を恣意的に拘束していると伝えられる、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領に対し、非難の声をあげ、活動している。(翻訳・編集 山下梓) |