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イラン政府、同性愛者らを拘束、拷問か
2007/05/25 20:22
(ニューヨーク)カナダのトロントを拠点に活動する「イラン人クィア・オーガナイゼーション」が、イランのイスファハンで10日、私的なパーティーに参加していた同性愛者と見られる87人がイラン当局により拘束されたと話している。14日、365Gay.comが伝えた。
「イラン人クィア・オーガナイゼーション(Iranian Queer Organization、以下IRQO)」よると、拘束の情報は、イランの「シラーズとイスファハンにいる同僚」から伝えられた。IRQOは、イラク警察が、「ファルハード」という名前の男性が誕生パーティーを行っていた住居に押し入り、男性と、その両親を含む複数の人びとに暴行を加えた。
IRQOは、誕生パーティーの場にいたすべての人が拘束されたと話している。当初、拘束されたのは80人と見られていたが、現地からの情報で、現在その数は87。
「ペイマン」という男性はIRQOに対し、「ファハドに贈り物を買ったので、私は遅れてパーティーへ行きました。通りにさしかかるとすぐに、あちこちにパトカーが停められているのを見ました。7〜8人の警官が棒で暴行を加え、私の友人はみんな逮捕されました。パーティーに参加したことにより処罰されることを恐れて、2人が2階の窓から逃げようとして怪我をしました。拘束された人たちの携帯電話は電源を切られていて、拘留所内部の状況については何も分かりません」と電話で話した。
IRQOは、当事者の身の安全性を重視する立場から、イランにいる同性愛者らのフルネームを公表していない。
IRQOとの電話で、「キア」という別の人物は、「ファハドの誕生日のために、シラーズ、テヘラン、シャヒン・シャハール、イスファハンから人が集まっていました。拘束された人たちが警官に伴われて建物から出てきた時、彼らの衣服は破け、顔や体は血だらけでした。彼らは、ひどく暴行されていました」と伝えた。
IRQOは13日、拘束された人びとが拘留所内で拷問され、生命の危険にさらされているとの情報を得ていることを明らかにした。
イスラム教のシャリア法の下では、同性愛は最大の罪とされている。
複数の国際LGBT権利活動団体が、1979年以来、イランでは4,000人を超える同性愛者らが死刑にされたと見ている。(翻訳・編集 山下梓) |