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オランダ裁判所 イラン人ゲイ男性の難民申請却下
2008/01/05 00:39
オランダの裁判所は、イラン人ゲイ男性(19)が申し立てた難民申請を棄却し、イギリスへ戻るよう命じる判決を下した。男性は、イギリスへ戻ればイランへ強制送還される恐れがある。先月26日、UK Gay Newsが伝えた。
男性はUK Gay Newsとの電話インタビューの中で「ダブリン協定(※)により、オランダで難民申請を行う権利を拒否された」とし、裁判所の判断に非常に失望していると語った。
男性の弁護士は、オランダ高裁に最終難民申請を行うと見られる。
男性はイギリス留学中、元ボーイフレンドがイラン当局に拘束されたことを知った。この元ボーイフレンドは処刑されたが、処刑前、取調べ中に男性の名前を当局に明らかにしていた。この事実を知った男性は、本国に戻ればゲイであることを理由に処刑される可能性があるとして、イギリス内務省に対し強制送還命令の取り下げを求めて提訴したが、裁判所はこれを棄却。そのため、イギリスからオランダへ渡った。
男性の叔父によると、オランダの裁判所は、イラン政府発行の男性にかんする文書の日付が男性の話と合致しないことを理由に申請を棄却。しかし男性の叔父は、イランの暦は世界各国で用いられている太陽暦とは異なると話している。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ)
※ダブリン協定・・・EU加盟国が難民申請者を審査する責任を明確にしたEU法。難民申請希望者が同時に複数の欧州連合(EU)加盟国に難民申請を行わないようにすることも目的のひとつ。一般的に、難民申請希望者は、最初に入国した加盟国で申請を行うものとされる。難民申請をめぐって加盟国間をたらいまわしにされる申請者の数を減らす目的もある。 |