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ドラノエ・パリ市長、11月の党首選立候補へ
2008/09/09 20:39
パリ市長でゲイであることを公にしているベルトラン・ドラノエ氏が先月26日、ル・モンド紙とのインタビューで、今年11月に行われる社会党第一書記(党首)選に立候補する意向を明らかにした。同日、365Gay.comが伝えた。
党首選には、昨年5月に大統領選でニコラ・サルコジ氏に敗れたセゴレーヌ・ロワイヤル氏がすでに出馬を表明している。
ドラノエ市長は元老院(フランス上院)議員だった1998年、報道番組の中で、フランスの国会議員としては初めて、同性愛者であることをカムアウト。パリ市長に当選した翌年の2002年、「同性愛者と政治家が嫌いだった」という男に刺され重傷を負ったが、一命を取り留めた。今年3月には、パリ市長に再選されている。
社会党は、昨年5月の大統領選でセゴレーヌ・ロワイヤル氏が敗れて以来、混沌とした状況が続いている。社会党内では、ドラノエ氏への支持が広がっており、2012年に行われる大統領選でサルコジ大統領の有力な対抗馬になると期待する声も出ているという。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |