ニュース
米ニューハンプシャー州でシビル・ユニオン法施行、オレゴン州では施行見送り
2008/01/18 02:42
(ニューハンプシャー州コンコード)ニューハンプシャー州で1日、同性カップルにパートナー登録を認めるシビル・ユニオン法が施行し、州議会議事堂で37組が合同挙式した。同日、AP通信が伝えた。
ニューハンプシャー州のシビル・ユニオン法は、民主党が過半数を占める議会で昨年春に可決され、ジョン・リンチ州知事(民主党)が5月に署名。同性カップルに対し、婚姻関係にある異性カップルと同等の権利と義務を認めている。(関連記事)
同州はバーモント州、コネチカット州、ニュージャージー州に続き、シビル・ユニオン法を制定した4番目の州。裁判所の判断によらない同法制定の州としては初めて。アメリカでは唯一マサチューセッツ州で、同性婚が認められている。(関連記事)
法案提出者のジム・スプレーン議員は挙式に出席し、「(州知事署名から)1年以内にこの法律が施行されるなんて私たちは信じられなかったが、本当に施行された」と喜びを表し、「覚えておかなければならないのは、まだまだやらなければならないことがあるということ。私たちは、『結婚』という言葉の入った、完全な婚姻の平等を獲得するため旅を続けなければならない」と話した。
この日、長く交際を続けてきたパートナーと挙式に参加したゲイル・モリソン州議会議員(民主党)は、「私たちは市民立法者であり、この法律を実現することができた」と話した。
施行日、シビル・ユニオン法に対する抗議行動などはなかった。ニューハンプシャー州は、施行後1年以内に3,500〜4,000組の同性カップルがシビル・ユニオン登録を行うとみている。
ニューハンプシャー州と同じ1日に同性カップルのドメスティック・パートナー登録法を施行する予定だったオレゴン州では、昨年12月第5週末、保守派団体が同法差し止めを求めて提訴した影響で施行延期となった。
オレゴン州の同性パートナー法は議会通過後の昨年5月にテッド・クロンゴスキー州知事が署名、成立。同性カップルに対し相続権、子の養育・監護権、税制上の優遇や病院等での面会権などを認める内容となっている。(関連記事)(翻訳・編集 山下梓) |