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ブラジル最高裁:同性カップルを法的「家族」と容認、大統領も同性パートナーシップ支持の発言
2008/10/10 12:08
ブラジル連邦最高裁判所は同性カップルについて、現行法の下で「家族」と認められるとの判決を下した。先月17日、Gay & Lesbian Timesが、GayNewsWatch.comの報道として伝えた。
原告は、長年生活を共にしてきたアントニオ・カルロス・シルヴァさんとブレント・ジェームス・タウンセンドさんのカップル。タウンセンドさんはカナダ人で、2人はカナダで結婚。シルヴァさんの母国であるブラジルでの永住を望んでいた。
判決は、現行法の改正などによらなくても、その解釈によって同性カップルを法的に容認することが可能と判断。訴訟は、ブラジルの司法制度に基づいて、現在第2審が行われたリオ・デ・ジャネイロ州最高裁で差し戻し審理が行われている。
判決をうけてルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領(=写真)は17日、「間もなく可決される見込みの『シビルユニオン法』についても歓迎する」と述べた。ブラジルでは2004年、南部のリオグランデ・ド・スル州でシビルユニオン法が成立したが、全国的な同性婚や同性パートナーシップに関する議論はここ数年進歩がなかった。そのため、今回の判決や大統領の発言について同性カップルは、一層の喜びをもって受けとめている。
ダ・シルヴァ大統領はTV Brasilに対し、「男性どうし、女性どうしで暮らしている事例は数多くある。そうした関係は往々にして良好で、時にすばらしい関係を築き上げているカップルもいる。同性愛者は、共生、協働している。そのため、私はシビルユニオン法を支持する」と話し、「ブラジルの政治家や役人は偽善をとり払い、同性愛者のために政策立案も行うべき。政治家は同性愛者を含む市民の票により支えられており、ブラジル政府は、彼らの税金で支えられているのだから」と加えた。
ラテンアメリカでは今年1月、ウルグアイで全国的なシビルユニオン法が成立・施行。地方行政レベルでは、メキシコの首都メキシコシティ、コアウイラ州、アルゼンチンのブエノスアイレスなどで、同性カップルのシビルユニオン登録が認められている。(翻訳・編集 Toma) |