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2004年ノーベル賞候補の南ア人ゲイ活動家 結婚
2008/01/22 21:07
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| ザッキー・アハマットさん(左)とマンデラ元南アフリカ大統領 |
南アフリカ人HIV/AIDS活動家のザッキー・アハマットさん(45)が、同性パートナーのダリ・ウェイヤーズさんと結婚した。8日、Pinknews.co.ukが伝えた。
アハマットさんとウェイヤーズさんは、約2年間の交際を経て結婚。ケープタウンのインペリアル・ヨット・クラブで行われた結婚式には司会のアン・グラント元イギリス高等弁務官を含む約300人が出席した。
南アフリカ版サンデー・タイムズ紙によると、結婚式の招待状には「セーフ・セックス、抗レトロウイルス薬、ロックンロール」とメッセージが添えられ、ウェディング・ケーキには、アハマットさんとウェイヤーズさんをかたどったカウボーイと王様の小さな人形が飾り付けられた。
アハマットさんはヨハネスブルク生まれで、ケープタウンのイスラム系コミュニティで育った。14歳で反アパルトヘイト運動に参加し、投獄され、その後LGBT権利団体「National Coalition for Gay and Lesbian Equality」(現レズビアン・アンド・ゲイ・イクオリティ・プロジェクト)やHIV/AIDS団体トリートメント・アクション・キャンペーンを創設。自らがHIV陽性であることを公にし、生活が困難なHIV陽性者への抗レトロウイルス薬の無償提供を政府に求め活動してきた。
1999年には、全HIV感染者への抗レトロウイルス薬の提供を求め、要求が実現するまで自身の治療をストップするという抗議行動を行った。
その4年後、南アフリカ政府はこれまで否定してきたエイズ・ウイルスとエイズの因果関係を認め、治療の必要なすべての市民への抗レトロウイルス薬の提供を約束。
アハマットさんは2004年、活動家としての功績を認められノーベル賞候補に。
国際的に評価されているアハマットさんの活動だが、昨年、自然薬や部族に伝わる薬がHIV/AIDSの最も有効な治療手段だと主張する地元の団体が、アハマットさんが抗レトロウイルス薬により大量虐殺を行おうとしていると主張して国際刑事裁判所への提訴を検討するという「事件」もあった。
南アフリカでは2005年、憲法裁判所が同性カップルに婚姻権を認めないことを違憲と判断。翌2006年12月、議会が同性婚法を制定した。南アフリカ共和国籍保持者をパートナーに持つゲイ・レズビアン外国人に婚姻による永住権の取得が認められている他、同性カップルによる養子縁組や、未婚カップルに対する社会保障給付制度も整備されている。(関連記事)(翻訳・編集 山下梓) |