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ボリビア新憲法案 性的指向に基づく差別禁止、一方で同性婚禁止を規定
2008/02/01 16:09
昨年12月9日に立憲議会が承認したボリビアの新憲法草案が、性的指向に基づく差別を禁止する一方で、婚姻を男女間に限定し、同性婚を禁止している。先月10日、Gay & Lesbian Timesがラ・プレンザ紙の報道として伝えた。
新憲法案は▽自決権を含む先住民の権利保障▽スペイン語と約40の先住民言語を公用語化▽自衛権を留保した形での戦争放棄▽民主主義の確立▽多様性の支持などを規定。
ボリビア史上初の先住民出身大統領であるエボ・モラレス氏は、新自由主義からの脱却や反米を掲げて変革を訴えてきた。制憲議会選挙実施や新憲法起草は同大統領が目指す変革実現のためとみられているが、新憲法草案の採決では反対派議員約90人が議会を欠席するなど、モラレス大統領の政策への反対勢力は小さくない。
ボリビアのLGBT権利団体は新憲法案について「大きな前進」としながらも、同性婚や同性カップルのシビル・パートナーシップを禁止している点を非難する。
国民投票で新憲法案が承認されれば、ボリビアは、カナダ、エクアドル、フィジー、南アフリカ、スウェーデンに続き、性的指向に基づく差別を憲法で禁止する6番目の国、憲法でトランスジェンダー市民を保護する国としては世界初となる。(翻訳・編集 山下梓) |