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第3回ILGAアジア会議、地域委員10名を選出して閉会
2008/02/15 01:18
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| 後列左からアシュリー・ウー、シュキ、アンナ・キレイ、ヘスナ・ヘナ、フランク・チャオ、サラン・アビスンダラ、プジアティ・タン、前列左からミラ・オフレネオ、カミリア、イヴァ・リー、トゥエ・キン・ユエ、アウン・ミョウ・ミン(写真=シルヴィア・タン/Fridae.com) |
(タイ/チェンマイ)先月24〜27日、タイ北部のチェンマイでインターナショナル・レズビアン・アンド・ゲイ・アソシエーション・アジア地域会議が開かれ、アジアを拠点に活動するLGBT権利活動家ら約160人が参加した。
ILGAアジア地域会議開催は今回で3回目。ILGAウェブサイトによると、同会議の目的は「アジアの活動家に、地域レベルで自分たちの運動や将来の発展を強化する方法を考える機会」の提供。
会議開催中は14のプレゼンテーションとワークショップが行われ、開催2日目にはタイ国家人権委員会委員でLGBTI権利支持者として知られるナイヤナー・スパープンさんと、2006年11月に採択された『性的指向と性自認の問題に対する国際法の適用に関するジョグジャカルタ原則』(通称 ジョグジャカルタ原則)の作成に関わったウィティット・ムンタボーン国連北朝鮮の人権状況特別報告者(タイ・チュラロンコン大学教授)が講演した。
会議最終日の27日、アジアを拠点とする26のILGA加盟団体がILGAアジアとしては初めてとなる地域委員会委員10人(▽以下参照)を選出した。ILGAアジア地域委員会は、ILGAの下で組織される地域委員会としては4番目。これまでにILGAヨーロッパ(1996年設立)、ILGAラテンアメリカ(2000年)、ILGAアフリカ(2007年)がある。
ILGAはベルギー・ブリュッセルに本部を置き、1978年に設立。現在、アジア地域の75団体を含む、90以上の国から約600の団体が加盟している。
これまでILGA世界委員会にアジア代表委員として、2005年にフィリピン・セブで行われた第2回ILGA-ASIA地域会議で選出されたフィリピンのレズビアン団体「Can’t Live in the Closet」のミラ・オフレネオさんと、ビルマ出身でチェンマイを拠点に活動する「Committee for Lesbigay Rights in Burma」のアウン・ミョウ・ミンさんが活動してきた。今後はオフレネオさんに代わり、インドネシアでもっとも古い同性愛者権利団体「Gaya Nusantara」のプジアティ・タンさん、アウン・ミョウ・ミンさんに代わり、スリランカのLGBT団体「Equal Ground」のサラン・アビスンダラさんが、それぞれ女性代表と非女性(non-female)代表を務める。
アジア地域委員の任期は2年。同地域におけるネットワーク構築・強化や情報収集、アジア地域に残る同性愛を違法とする刑法規定廃止に向けた働きかけなどが主な活動内容。
会議には上川あや・世田谷区議や、尾辻かな子・前大阪府議も出席。会議開催中にはチェンマイでは初めてとなるプライド・パレードが開かれ、200人以上が参加した。
27日には、次回ILGAアジア地域会議開催地がゲイジャパンニュースの推薦により、ネパールに決定。ネパールのLGBTI団体ブルー・ダイヤモンド・ソサエティが開催地世話役を務める。(編集 山下梓)
▽ILGAアジア地域委員会委員は以下のとおり:<東アジア担当>イヴァ・リー(中国・コモンランゲージ)、アシュリー・ウー(台湾・台湾同志諮詢熱線協会);<東南アジア担当>トゥエ・キン・ユエ(インドネシア・Arus Pelangi)、プジアティ・タン(インドネシア・Gaya Nusantara);<南アジア担当>サラン・アビスンダラ(スリランカ・Equal Ground)、ヘスナ・ヘナ(バングラデシュ);<中央アジア担当>アンナ・キレイ(キルギス・Labrys)、シュキ(モンゴル・MSM);<西アジア(中東)担当(※)>フランク・チャオ(中国・Trans China)、カミリア(インドネシア・Institut Pelangi Perempuan)
※西アジアを拠点とするILGA加盟団体がないため、チャオさんとカミリアさんが代理委員として同地域における活動に当たる。 |