ニュース
ニカラグア 「ソドミー」規定削除の改正刑法=3月施行
2008/01/10 23:58
同性間性行為を違法とする「ソドミー」の規定を削除したニカラグアの改正刑法が、3月に施行する。
ニカラグア国会は昨年11月、同性間性行為を違法とする刑法の「ソドミー」規定削除を決定、発表。
同国会は1992年6月、性犯罪に関する刑法上の規定を改正する際、同法に「同性の者との淫らな性交について、誘導、助長または宣伝するいかなる者も、ソドミーの罪を犯す」とし、違反者に1年以上3年以下の懲役を科すとする規定を設けた。
これに対し国内外の人権団体からは、規定が抽象的なため、LGBT権利活動やHIV/AIDS関連の予防啓発運動を行う個人や団体に対して恣意的に運用される危険性が指摘されてきた。
国際人権NGO「アムネスティ・インターナショナル」は昨年、ソドミー規定が国際人権法に抵触するとして、9月13日の「ニカラグアにおける同性間行為を違法とする法律の廃止を求める世界アクション・デー(Global Day of Action for the Decriminalization of Sodomy in Nicaragua)」を前に、同規定廃止に向けた世界各地でのアクションを呼びかけた。(関連記事)
イギリスのLGBTニュースサイトPinknews.co.ukによると、アメリカ大陸のほとんどの国ではソドミー法を廃止しているものの、同性愛を違法とする国は世界に依然として70以上存在する。(翻訳・編集 山下梓) |