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シンガポール政府、番組でゲイ・カップル放送のTV局に罰金
2008/05/13 11:09
シンガポールのメディア開発庁は先月24日、番組でゲイ・カップルとその子どもをとり上げたことが「同性愛のライフスタイルを奨励した」として、番組を放送したテレビ局に罰金を科したことを明らかにした。同日、AP通信が伝えた。
罰金1万1000ドル(約115万円相当)を科されたのは、シンガポールで終日英語番組を放送するメディア・コープ・テレビ。同局は、建築ドキュメンタリー番組「Find and Design」の中で、ゲーム・ルームを子ども部屋に改装したいというゲイ・カップルをとり上げた。
メディア開発庁によると、番組ではゲイ・カップルとその子どもを映すシーンがあり、司会者がこの家族にお祝いの言葉をかけた。当局はこれを「同性愛のライフスタイルや伝統的ではない家族形態を正常な家族として認めた」として、同性愛の美化・正当化・助長を禁じた放送規則違反だと判断した。
シンガポールでは先月9日、レズビアンのキスをテレビCMで放映したケーブル・テレビ局に対し、 同様に「同性愛を容認する広告を認めないとするテレビ広告規定に違反した」として、7200ドル(約74万円相当)の罰金が科された。(関連記事)
シンガポールでは2006年、アナルセックスやオーラルセックスを禁じていた刑法規定が、16歳以上の異性間については認めるよう改正された。しかし、改正規定はゲイ男性間には適用されない。ゲイ男性間の性行為が発覚した場合は最大で懲役2年が科されるが、実際に起訴されることはまれ。(関連記事)
当局はこれまで、「同性愛がライフスタイルの選択肢として提唱されるべきでない」として、映画祭などのLGBT関連イベントの開催を禁止している。(翻訳・編集 ヨシ) |