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オーストラリア首都特別区のシビル・ユニオン法、連邦政府がくつがえす
2008/05/29 00:41
オーストラリアのケビン・ラッド政権は4日、同性カップルを法的に承認するオーストラリア首都特別区(ACT)のシビル・ユニオン法を無効とすることを発表した。シビル・ユニオン法をめぐる同区の決定に対する連邦政府の介入は、これで3度目。6日、Fridae.comが伝えた。
連邦政府の介入は、各州議会が可決した同性カップルに関する法案を無効化するために連邦政府が介入することはないとしたラッド首相自身の発言に反するもの。ACT議会はこれまでにもシビル・ユニオン法を可決してきたが、「同性婚は認めない」との立場をとっていた当時のジョン・ハワード首相率いる連邦政府により2度、決定をくつがえされていた。(関連記事)
連邦政府は同性カップルの挙式について「結婚を模倣するもので、婚姻法の土台を揺るがす」としている。
ACTのサイモン・コーベル司法長官は連邦政府の決定について、「キリスト教極右」に迎合するものだと批判。
ACTのジョン・スタンホープ首相は、ラッド政権の姿勢を「偽善的だ」とした上で、キャンベラ・タイムズ紙に対し、同性カップルの法的承認により婚姻の土台が揺らぐようなことはないと述べている。
連邦政府は先月、同性カップルに対する差別を解消するため、約100の連邦法を改正するとの計画を発表。しかし、一連の法改正に同性婚の承認は含まれない見通し。
オーストラリアでは、ビクトリア州とタスマニア州で、婚姻関係にある異性カップルに認められている権利の一部が、パートナー登録を行った同性カップルにも認められている。(関連記事)(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |