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スウェーデン 同性カップルが国相手に提訴=海外での同性婚の承認求め
2008/05/29 00:54
カナダで結婚したスウェーデンのゲイ・カップルが、スウェーデン政府が海外での同性婚承認を拒否したことを不服として提訴した。12日、365Gay.comが伝えた。
原告のラース・ガードフェルトさんとラース・アーネルさんのカップルによると、スウェーデン所得税務署は、海外で行われた異性カップルの婚姻を認める一方、同性カップルについては婚姻と認めず、シビル・ユニオン関係にあると判断した。
下級裁判所は2人の訴えを却けたが、連邦裁判所が公聴会を行うことを決定。365Gay.comによると、ガードフェルトさんとアーネルさんの訴えが認められれば、2人は、スウェーデン初の同性婚カップルとなる。
スウェーデンでは1994年、登録パートナーシップ法が成立。同法により同性カップルには、人工授精により子どもを持つ権利を除いて、婚姻関係にある異性カップルと同等の権利・義務が付与された。
2003年には、法改正が行われ、養子縁組権がシビル・ユニオン登録を行ったカップルにも拡大。2006年には、パートナー登録を行っている女性に対し、人工授精医療を受ける権利が認められている。
昨年10月には、野党3党(社会民主労働党、緑の党、左翼党)とキリスト教民主党を除く連立与党3党(穏健党、中央党、自由党)が同性婚法案を提出。野党の議員に加え、中道右派連立4党の4人以上の議員が賛成すれば法案は成立すると伝えられているが、現時点で法案は未成立。(関連記事)
1月に実施された世論調査によると、スウェーデン国民の約70%が同性婚に賛成している。
全人口の約75%が所属するスウェーデン国教会は昨年、“ジェンダーニュートラル”な教会挙式を認める決定を下したが、同性カップルの挙式はあくまで「パートナーシップ」としてのみ認めるとし、「結婚」は異性カップルに限定されることを確認している。(関連記事)(翻訳・編集 ヨシ) |