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モスクワ・プライド主催者ら、大統領にパレード開催許可要請
2008/05/30 01:24
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| プレスカンファレンスに臨むモスクワ・プライド主催者ら(写真=GayRussia.Ru) |
モスクワ・プライド・パレード主催者らがドミトリー・メドヴェージェフ露大統領に対し、モスクワ市によるパレード開催拒否をくつがえし、連邦政府として開催を認めるよう求めたことを記者会見で明らかにした。19日、GayRussia.Ruが伝えた。
ニコライ・アレクセイェフ氏(31、写真左から3番目)などLGBT活動家を含むモスクワ・プライド主催者らは、モスクワ市の度重なる開催不許可決定や妨害にも関わらず、2006年からパレードを開催。第3回目となる今年は、31日(現地時間)に開催を計画。モスクワ市は2006年、2007年に続き、今年も開催を不許可としたが、これについて主催者らが、メドヴェージェフ大統領に対し、連邦政府の介入により開催を認めるよう文書で要請した。
文書は、2006年以来ユーリ・ルシコフ市長が、法律で認められた表現や集会の自由を侵害する行為をくり返していると指摘。「連邦政府が市民としての私たち(LGBT)の権利を守り、モスクワ市長ユーリ・ルシコフ氏による性的マイノリティに対する差別を止めさせる」よう求めた。
昨年5月、パレード開催不許可に抗議しアレクセイェフ氏ら約120人がモスクワ市庁舎近隣でデモを行った際、約20人が警察当局により逮捕された。パレード参加者には、ネオナチやロシア正教会信者などの同性愛反対派が水の入ったビンを投げつけたり殴りかかるなどして、小競り合いが起きた。(関連記事)
昨年4月、モスクワの裁判所は、プライド・パレードを「邪悪」だと発言したルシコフ・モスクワ市長に対する、LGBT権利団体が起こした名誉毀損の訴えを棄却。裁判所は、棄却の理由として、ルシコフ市長にLGBT市民を扇動的もしくは意図的に中傷する意図があったかどうかを原告側(モスクワ・プライド主催者ら)が十分に立証できなかったためと説明した。(関連記事)
同年1月、ルシコフ市長は、ロシア正教の指導者との会合を前に、パレードについて、「邪悪」であると発言。同性婚やシビル・ユニオンにもふれ、「欧州には、同性婚を認め、学校で性教育を行っている国々がある。これは、子どもへの大きな道徳的毒である」と述べ、その模様はモスクワのテレビで放送された。
インタファクス通信の報道によると、モスクワ副市長は今回のパレード主催者らによる大統領への要請について、「気にかけるに値しない」と発言。メドヴェージェフ大統領の報道官は、要請への大統領の立場についてコメントを控えた。
アレクセイェフ氏は、「いつでもチャンスはあり、私たちは(大統領に要請することにより)自分たちが持っているチャンスに賭けただけ。何もしなければ、何も起こらない」と述べ、メドヴェージェフ大統領の決定に関わらず、今年もパレードを開催すると話している。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |