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スウェーデン 同性婚法成立
2009/04/04 12:23
スウェーデン国会は1日、同性婚法案を賛成261、反対22、棄権16で可決した。同法は来月1日に施行し、スウェーデンは同性婚を認める世界で8番目の国となる。同日、365Gay.comが伝えた。
法案は、キリスト教民主党を除く与野党6つの政党が支持。シビル・パートナーシップに関する国会の小委員会が2007年にパートナーシップを「時代遅れ」だとして、議会に対し、同性婚を認めるよう求めていた。(関連記事)
法案は教会に対し同性婚の執行を求めていないが、スウェーデン最大の信者を持つスウェーデン国教会は今秋、牧師の同性婚執行について投票を行う予定。同教会は2007年から、シビル・ユニオン登録を行った同性カップルに対して祝福の儀式を執り行ってきたが、結婚式の執行は見送っていた。(関連記事)
同性婚は現在、オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、南アフリカ、カナダ、アメリカのマサチューセッツ州とコネチカット州で認められている。イギリスのパートナーシップ法は「結婚」という単語の使用を同性カップルに認めない以外、異性カップルと完全に同じ権利と義務を認めている。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |