ニュース
ボーイゾーンのスティーヴン・ゲイトリー、旅行先のスペインで急死
2009/10/15 07:16
アイルランドのポップグループ「ボーイゾーン」のメンバーのスティーヴン・ゲイトリー(享年33、写真右)が10日、旅行先のスペイン・マジョルカ島で急死した。死因は、肺の中に大量の体液がたまる急性肺水腫による自然死であると発表された。
ゲイトリーは、1999年に同性愛者であることを公表。2006年には、エルトン・ジョンの紹介で知り合った、同性のアンドリュー・カウレスと英国で結婚していた。(※英国では、同性同士のカップルに対して、結婚と同等の権利を認めている。)
ゲイトリーの死をはじめに発見したブルガリア人のゲオルギ・ドチェフ(25)は、「発見直後、パートナーのカウレスに危険な状態であることを知らせたが、発見時にはすでに白く、冷たくなっていた。」と証言している。ドチェフは、死亡当日の早朝、ゲイトリーとカウレスに同行し、滞在先のマンションを訪れたと思われている。
カウレスは、捜査判事の前で約15分間証言。スペインの裁判所はゲイトリーの遺族に対し、遺体の国外移送を許可した。
1993年にアイルランドのオーディションで結成され、90年代には6曲が英国のシングルチャート1位を獲得するなど、人気を誇った「ボーイゾーン」だが、2000年に解散。07年に再結成したが、最近のコンサート会場では空席が目立っていた。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |