ニュース
トランスジェンダー公表のLAタイムズ紙スポーツ記者、自殺
2009/12/05 00:33
トランスジェンダーであることを公表し、性別適合手術を理由に活動を休止していたロサンゼルス・タイムズ紙のスポーツ記者マイク・ペンナーさん(52)(写真)が、自宅で自殺しているのが見つかった。先月28日、同紙が伝えた。
ペンナーさんは2007年、自身のコラムの中でトランスジェンダーであることを公表。「こういうことを言える勇気を持てるようになるまでに、40年以上の時間がかかり、多くの涙と、心の痛む何百時間ものセラピーを経ました」とした上で、復帰の際には女性の「クリスティーンとして戻ってくる」と話していた。(関連記事)
その後、数カ月にわたり性別移行の様子をブログで伝え、休暇に入った。しかし昨年、男性として職場に復帰。
ペンナーさんは女性ホルモンの投与は受けていたが、結局性別適合手術は受けなかった。自殺の理由については明らかになっていない。(翻訳・編集 山下梓) |