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国内外のLGBT団体 同性愛嫌悪発言の財団会長に書簡送付
2009/01/30 00:21

国内外のLGBT関連31団体は27日、ブログ上でホモフォビック(同性愛嫌悪的)な発言をしたとして、笹川陽平・日本財団会長に対して、LGBTに対する偏見を改め理解を深めるよう当事者との面会などを求める書簡を送付した。

笹川・日本財団会長は21日、「同性愛!! 二大超大国 アメリカと中国」と題したブログで、過去にゲイ男性カップルがベッドに横になっているのを見た際に「気分を悪くしたこともある」、「1ドル360円時代」のアメリカには「興味本位か経済的理由であったのかは知らないが(中略)その道に入った日本人留学生もいた」、「性同一性障害という不幸な病気を背負った人のいることは承知しているが、同性愛はどうしても理解できない」などの発言をした。

これに対し、ブログにはLGBTや、LGBTを友人に持つという人などから28日までに100件を超えるコメントが寄せられた。

コメントの多くは、「記事には多くの誤解があると感じた」や「『障害』はマイノリティを『異常者』として社会が差別するから『障害』になってしまう。社会的に地位ある人がこのような無知で差別的な発言をし、とても悲しく思う」、「人は誰でも自分に理解できないものを排除しようとしてしまう。排除された人間のさみしさ、悔しさを少しでも知って。同性愛、性同一性障害者だけのことではないはず」など、発言の基に見えるホモフォビア(同性愛嫌悪)を指摘したり批判する内容。

一方で、「同性愛者の排除をお願いいたします」や「『同性愛』は病気であると私も思う。だから差別するつもりはないが、早く治療すべきだと思う」などの書き込みも寄せられた。

これらのコメントを受けて笹川氏は24日、ブログで「アメリカ同様、中国でも同性愛に対する社会的認知が進んでいる事実を紹介」するのが趣旨だったと説明した上で、「長年、世界の『ハンセン病患者、回復者に対する偏見差別』の撤廃活動に邁進してきた者として軽率な発言であったと反省」していると、「お詫び」を掲載した。

海外の21団体を含むLGBT関連31団体は、謝罪を歓迎する一方でホモフォビックな見解について「憂慮が消えたわけではない」として、対面での謝罪と、LGBTの直面する問題について理解を深めてもらうことを目的とした当事者との面会を求める書簡の送付にふみ切った。(書簡全文は以下)

賛同をとりまとめたゲイジャパンニュースは、「書簡は改めて謝罪を求める格好になっているが、それが大きな目的ではない。ハンセン病患者に対する差別という人権問題に取り組んでこられた方として、また、大きな財団のトップとして国内外で社会的影響力を持つ方として、LGBTに対する誤解や誤解に基づく偏見・嫌悪を取り除き、人権問題のひとつとしてLGBTについても理解を深めてもらいたい」と述べ、「偏見や差別的視点についてはしっかり指摘したいが、相手を批判ばかりするつもりはない。書簡に対し何らかの回答があれば、丁寧に対話を重ねたい」としている。

欧米では人種や宗教、性別や障害、性的指向を理由とした差別的な言動や差別を扇動するような行為を差別の形態のひとつ「ヘイトスピーチ」として取り締まる法律がある。例えばカナダでは、肌の色や人種、民族的出自や性的指向を理由として特定の集団に対する憎悪を扇動した場合、最大で14年の懲役が科される。

日本にはヘイトスピーチを取り締まる法律はない。2002年に小泉内閣が国会に提出した人権擁護法案には、性的指向が差別禁止事由に含まれ「差別的言動」も禁止される差別行為に盛り込まれていたものの、報道の自由や人権委員会の独立性などに問題が多いとの批判があり、数度にわたり国会に提出されたが、現在は廃案となっている。(編集 ゲイジャパンニューススタッフ)

【書簡(全文)】

2009年1月27日

 

財団法人 日本船舶振興会
会長 笹川陽平 殿

前略 貴殿と貴財団の日頃の人権に関する取り組みに敬意を表します。

私たち、以下に署名した31団体は、貴殿が2009年1月21日付のブログ「同性愛!! 二大超大国 アメリカと中国」で表明された同性愛嫌悪的見解について、非常に憂慮しています。24日付のブログ「お詫び」で、中国における「同性愛に対する社会的認知が進んでいる事実を紹介する」のが趣旨であったと説明し、同性愛者や性同一性障害者に対する差別やその背景にある差別の構造を認識したとして謝罪されたことは歓迎いたしますが、私たちの憂慮はまだ消えていません。

私たちは、貴殿の発言を、日本国内だけでなく、貴財団がさまざまなプロジェクトを展開される世界各地に住むレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー(LGBT)の人びとの尊厳を傷付けるものであったと捉えております。加えて、社会的に容認された立場にいながらハンセン病患者に対する差別という人権問題に取り組まれてきた方として、貴殿の同性愛嫌悪に満ちた見解は、LGBTの人びとに対する偏見と差別を助長し、社会における不寛容の風潮をつくり出すものであったとも考えております。

日本をはじめとする世界の多くの国で、LGBTの人びとは今日なお偏見や暴力、差別や迫害といった人権侵害に直面しています。LGBTの人びとの人権の侵害は、国内外で人権問題のひとつとして議論され、それら人権侵害に対する取り組みが行われてきています。

ハンセン病患者に対する差別と闘い、その活動が国内外において評価を得ている貴殿のような方にとって、人権の普遍的価値を支持することは、非常に重要なことです。私たちは、意見や表現の自由が重要な人権のひとつとして尊重されるべきであることに疑いを持ちませんが、その自由は特定の集団や個人に対する差別の自由を認めるものではないと信じております。

よって、私たちは、貴殿が21日付のブログで表された同性愛嫌悪的見解について対面での謝罪を求めるとともに、この機会にLGBTに対する偏見を取り除き、LGBTの人権問題に対する理解を深めていただきたく、私たちLGBT当事者とお会いくださるよう強く求めます。

また、貴財団の世界各地におけるハンセン病制圧プロジェクトを、LGBTの人びとを含むすべての人の人権の尊重を再確認した上で実施されるよう併せて求めます。

貴殿が迅速にこの問題にご対応くださいますよう、期待しております。
草々

 

【署名団体】

  1. アジア女性資料センター(日本)
  2. L&G Timpani(日本)
  3. LGBTの家族と友人をつなぐ会(日本)
  4. ゲイジャパンニュース(日本)
  5. G-FRONT関西(日本)
  6. 性と人権ネットワーク ESTO(日本)
  7. デルタG(日本)
  8. ピアフレンズ(日本)
  9. 横浜Cruiseネットワーク(日本)
  10. レインボープライド愛媛(日本)
  11. Anne’s Door(イタリア)
  12. Asia Pacific Coalition on Male Sexual Health(インド)
  13. Beijing Aizhixing Institute(中国)
  14. Diversity and Equality Philippines(フィリピン)
  15. EveryOne Group(イタリア)
  16. Fundacion Arcoiris(メキシコ)
  17. Gay Liberation Network(アメリカ)
  18. GayRussia.Ru(ロシア)
  19. Gays without Borders(タイ)
  20. IGLYO(ベルギー)
  21. International Centre for reproductive health and Sexual rights(ナイジェリア)
  22. International Gay and Lesbian Human Rights Commission(アメリカ、フィリピン、南アフリカ、アルゼンチン)
  23. International Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender and Intersex Association(ベルギー)
  24. Lesbenorganisation Schweiz LOS(スイス)
  25. Moscow Pride Organizing Committee(ロシア)
  26. ProGay Philippines(フィリピン)
  27. Shawprova(バングラデシュ)
  28. Taiwan Tongzhi Hotline Association(台湾)
  29. Terrence Higgins Trust(イギリス)
  30. UK Gay News(イギリス)
  31. Watching The Sky(イタリア)
(賛同団体は2009年1月28日現在)

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