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スカンジナビア航空 12月に機内で同性結婚式を無料提供
2010/09/03 00:03
スカンジナビア航空は1日、今年12月に機内で初の同性結婚式を執り行う用意があると発表した。同社のキャンペーン企画で、結婚を予定している同性カップルを募集している。同日、AFPが伝えた。
同社広報のアンデルス・リンストロムさんは、「ウエディングケーキとダンスが機内の通路にあります。それは、とても伝統的な結婚式になります。」と説明している。
カップルは、12月6日にストックホルムからニューヨークまでの便に搭乗。選考は、結婚を予定している同性カップルから応募を募り、ホームページ上のオンライン投票によって決める。
勝者には、豪華な機内食の他、カップルと列席者の航空券、ロサンゼルスの新婚旅行費やホテル代などが支払われる。
リンストロムさんは、「スカンジナビア航空は、ゲイ、レズビアン、バイセクシャルを重視する米国航空会社に巻き返しを図っています。」とLGBT顧客を重視する同社の方針を話し、「挙式は、スウェーデン領空で執り行われる必要があります。そこでは、同性結婚は合法です。」とスウェーデンの優位性についても話した。
他の乗客とトラブルを避けるため、挙式はビジネスクラス区域を貸し切って行われる。(翻訳・編集:ゲイジャパンニューススタッフ) |