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エルトン・ジョン 「キリストは超インテリなゲイだった」
2010/02/25 11:09
歌手でゲイのエルトン・ジョンさんがアメリカのパレード誌とのインタビューの中で、キリストについて「超インテリなゲイだった」と発言している。19日、BBCが伝えた。
エルトン・ジョンさんはキリストについて「慈悲深く」て「人間の問題を理解していた」とも話している。
イギリス国教会の広報担当者はこの発言について、「キリストが私たちに愛することと許すことを教えたというエルトン氏の見解は、すべてのキリスト教徒が共有している」とした上で、「ただ、キリストの歴史上の人物としての側面に関する見解については、研究者にゆだねるのがベストではないか」と加えた。
エルトン・ジョンさんはインタビューの中で、「何が人間を非情にするのか理解できない。中東でレズビアンだったとしたら、命さえ危ない」とも話している。
エルトン・ジョンさんは2005年、カナダ人の同性パートナーのデビッド・ファーニッシュさんとイギリスでパートナーシップ登録を行った。(関連記事)
インタビューの中でエルトン・ジョンさんは、「ダイアナ妃もジャンニ・ヴェルサーチも、ジョン・レノンもマイケル・ジャクソンも、みんな死んでしまった。それも、2人は自宅の外で撃たれたために。有名でなかったら、そんなことは起こらなかっただろうに」と話した上で、「名声が悲劇を呼ぶ」のでセレブでいたくないとも明かした。エルトン・ジョンさんは、ヴェルサーチの設立者であるジャンニ・ヴェルサーチ氏が1997年に射殺されて以来、ボディーガードをつけているという。
エルトン・ジョンさんの全インタビューは、21日付けのパレード誌(電子版)に掲載されている。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ) |