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リッキー・マーティン、自叙伝『ME』を発売
2010/11/04 21:04
 今年3月にカミングアウトした歌手のリッキー・マーティンさん(38)が2日、自叙伝『ME』を英語とスペイン語で出版した。2008年に代理母の出産によって双子の父親となった後、彼のセクシャリティに対する疑惑は続いたが、今年3月までメディアに対してゲイであることを否定していた。（関連記事）
同書では、ゲイの告白、代理母による出産で父親になろうと思った決意、リッキー・マーティン財団を通じた慈善活動、プエルトリコの少年時代から国際的な歌手になるまでが語られている。
出版に合わせて出演したトーク番組でマーティンさんは、「息子たちがカミングアウトの決断をさせました。私がカミングアウトせず嘘を続けるということは、息子たちに嘘は正しいことだと教えるようなものです。私の家族では、そのような関係を築きたくありません。子どもたちから尊敬されたいですし、私も自分に自信を持ちたいです。」とカミングアウトの理由について語った。
番組では、マーティンさんのカミングアウトによって勇気を持つことができたと涙ながらに感謝を伝える一般のゲイ男性たちを紹介。テレビ番組としては初めてフロリダの自宅を公開した。
プエルトリコ出身の歌手マーティンさんは、1999年に「Livin' La Vida Loca」が世界的にヒット。アルバムは、世界中で6000万枚以上売り上げている。（翻訳・編集：ゲイジャパンニューススタッフ）
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