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仙台 レズビアン・バイ女性グループによる七夕特別企画開催中
2011/08/05 23:44
東日本大震災の被災地のひとつ宮城県仙台市で、レズビアンやバイセクシュアル女性のための茶話会を主催するグループ「♀×♀お茶っこ飲み会」による七夕特別企画「レヅルプロジェクト」が開かれている。
「レヅルプロジェクト」は、プロジェクト参加者どうしの交流を深めるきっかけをつくるとともに、仙台七夕まつりを盛り上げることに貢献し、「地方都市にも女を愛する女が生活している」ことをアピールする目的で実施。レズビアンやバイセクシュアル女性が、折鶴や七夕飾りを制作し、折鶴の翼や短冊に、「女を愛する女としての願い」や、仙台や東北への想いを書き込んでいる。
プロジェクト名の「レヅル」は、「re(=再び)出づる」という震災からの「再生」と、折鶴が連なった様子の「連鶴」からとった。
「♀×♀お茶っこ飲み会」主宰者のMさんは、「いろいろな人に見てもらい、関心を持ってもらえたら。仙台にお越しの際には、ぜひお立ち寄りいただきたい」と話している。
完成した飾りは、仙台七夕まつり(6日〜8日)にあわせ、先月26日から今月8日まで、エル・パーク仙台で展示されている。(編集:山下梓) |