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ジンバブエ首相 「同性愛者の権利は人権」と発言
2011/11/01 12:45
ジンバブエのモーガン・ツィアンギライ首相が、同性愛者の権利は人権であり、新憲法下で保障されるべきと発言した。先月24日、UK Gay Newsが伝えた。
ツィアンギライ首相は、BBCに対し、「私の住んでいる世界では、非常に議論の分かれる話題。他者を妨げない限り、新憲法は性的指向に関する自由を保障するべきと考えている。私にとって、同性愛者の権利は人権だ」と話した。
ツィアンギライ首相は、過去に、同国のロバート・ムガベ大統領の同性愛嫌悪的(ホモフォビック)な発言を支持。新憲法で同性愛者の人権を保障することについても、否定的な姿勢だった。ムガベ大統領は、同性愛者を非難し、「ブタやイヌより劣等」と発言したことがある。(関連記事)
新憲法は、来年国民投票が行われる。ジンバブエでは、2006年にムガベ政権が制定した法律で、同性どうしが手をつないだりハグやキスをすることが禁止されている。(翻訳・編集 山下梓) |