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米国デラウェア州議会 シビル・ユニオン法案を可決
2011/05/11 23:21
デラウェア州議会下院は先月15日、賛成26、反対15でシビル・ユニオン法案を可決した。州上院は既に通過しており、州知事の署名後、2012年1月1日から同法案は施行される見通し。CNNが伝えた。
同法案の施行後は、デラウェア州法の下で結婚した異性愛者と同じ権利、利益、保護、責任を同性カップルが合法的に取得できる。
米国LGBT権利団体HRCのジョー・ソロモニーズ代表は、「我々はデラウェア州のすべての家族を祝います。彼らは、家族や自らを守る手段を獲得しました」と声明を発表した。
シビル・ユニオン施行後も宗教団体は同性カップルの結婚式や式典を拒否できることから、同性愛者に対する差別を禁止するものではない。
HRCの発表によれば、全米でシビル・ユニオンが認められている州は、カリフォルニア州、ネバダ州、ニュージャージー州、オレゴン州、ワシントン州、イリノイ州、ハワイ州。デラウェア州はこれらに続く、8つ目の州となる。
イリノイ州は今年6月1日、ハワイ州は来年1月1日からシビル・ユニオンが施行される。(編集・翻訳:ゲイジャパンニューススタッフ)
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